【ノートルダムの鐘】

オーバーチュアが始まっても話し声がやまないような演目もある中で、
「まもなく開演・・・」のアナウンスの時にはほぼ全員が席につきしんと静まり返る・・・
久々のこの緊張感がたまりません。

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ディズニーのアニメ映画の吹き替えを劇団四季の俳優がやってから、ずーっと待ってました!
この演目を劇団四季で観る日を!!!

調べたら20年前だって(^^;
今は退団されたカジモド役の石丸幹二さん、エスメラルダ役の保坂知寿さんが、初日にいらして、
しかもTwitterで感想をつぶやいておられたのがホントにうれしくてうれしくて。
嗚呼なんで初日のチケット取れなかったんだろうなぁ・・・(^^;

そんな背景がなかったとしても!
【アラジン】以来の新作、ヴィクトル・ユーゴーの名作の舞台化、珠玉のミュージカルナンバー、
カジモド役には3人のタイプの違う俳優、クワイヤ(聖歌隊)が舞台を盛り上げるという演出・・・
などなど、楽しみな要素が満載で!

初日のレポとか読みたい気もするけど。
とりあえず最初は予備知識なしで観ようと。この日を待ってた!

いつもより早く劇場行っちゃいましたよ♪

行ってよかった。
プログラム売り場もグッズ売り場も大混雑。
いつものごちゃっとした感じじゃなく始めから列ができてたんだけど、買えたのはたぶん早目に並んだほんの一握りの人のみ。
「終演後、すべての人が購入できるまで営業します」とのこと。
いったい何時になったんだろう・・・

内容についてはネタバレしたくないから書かないけど。

とにかく、重厚で美しく切なくやるせない人間ドラマ。
障害・迫害・偏見・差別・権力・集団心理の恐ろしさ・性と欲望・愛・友情・孤独・絶望・・・
息つく暇もないってホントにこういうこと。
「人間と怪物の違いって何?」
「どうしてあたしなの?」
いろんなものが重くのしかかってきて、疲れました。
でもすべてのシーンが見所。
どこも見逃せない。

オープニングの重厚なコーラスから、魂を揺さぶられました。

【アラジン】のように無条件に楽しめるエンターテインメントではないけど。
アニメ映画のようにハッピーエンドじゃなくて、ちょっと・・・いやかなり重すぎるけど。
でもイイです!!!

映画ではジプシーのクロパンが狂言回しだけど、舞台ではアンサンブル全員が狂言回し。
入れ代わり立ち代わり説明しながらどんどんストーリーを展開していくってゆーのが・・・
受け付けない人には受け付けないだろうなぁ。

ディズニーっぽくないと言えばすべてがディズニーっぽくないんだけど、舞台装置と衣装もそう。
原色なのは道化の祭りぐらいで、セットも基本「木質感」と「グレー」。
だから、大聖堂のステンドグラスが際立って美しい。
次回は始まる前に隅々まで眺めてこようと思います。

はぁ。
久々にトチ狂ってチケット取っちゃって、何をやってるんだろうと思ってたけど。
良かった。
いや、手持ちのチケットじゃ足りないかもしれないな(^^;
とりあえず、ダブル・トリプルキャスト全員観たいし!

もう十分完成された舞台だけど。
これからさらに成熟していくのが楽しみです。


ぼくの夏休み

今年は【アラジンがとれなくて【マンマ・ミーア!
と、【ウエストサイド物語でした。

マンマの今回の公演はパスしようかと思ってたんだけど。
ドナ&ザ・ダイナモスの3人がそろって初役。
しかも、オペラ座の怪人で久しぶりに四季の舞台に復帰した秋本みな子さんがロージーとあっては・・・
行かないわけには(笑)

いや、行ってよかったです!
いろんな愛の形、友情の形に、しゃくりあげるほど泣いちゃう演目だけど、ホント泣けました。
いつの間にか、子世代を演じていた俳優さんが親世代を演じるようになって・・・
初演からずっとかかわってるヒトも、新しく加わったヒトも、
カンパニーとしてすごくまとまりを感じるようになった!

お目当ての秋本さんは、もともと正統派ヒロインから個性の強いキャラクターも自在に演じられる人。
もう安心して観てられたー!!
スカイだった田邊真也さんが、こんなに堂々とサムを演じて、しかもここまで聴かせてくれるなんてっ!!
ペッパーの山本道くんのダンスはホントにきれいだと思ってたけど、HIP HOPもここまで魅せてくれるとは思ってなかったしっ!
高倉さんのターニャはスタイル良過ぎっ!!!
そしてドナの光川さんっ!!!
歌がドラマチックすぎる江畑さんといい、昭和歌謡の神永くんといい、韓国出身の俳優さんはホントに聴かせてくれると思ってたけど、光川さんも何気に浪花節w
ホント適役だと思います♪

嗚呼泣けた・・・

そして千葉まで追っかけた【ウエストサイド物語】の全国公演。
前にも書いたけど、ぶっちゃけストーリーは嫌い。
だから思い入れのあるキャストが登場しちゃったら観ていられないんじゃないかと・・・
でも、
八王子で会えなかったあっきートニー・・・
結論としては、わざわざ前予でおっかけてよかったですっ!!!
ここまで酔わせてくれる。ここまで聴かせてくれる。ここまで完成されてる。
なぜ秋劇場公演の時に登場しなかったのか、不思議なくらい。
ストーリーにもすっと入り込めて、WSSとしてはここまで泣いたのは初めてなんじゃないかなぁ。

新作【ノートルダムの鐘】のカジモド役が、俄然楽しみになってきましたっ!!!

合間に「シン・ゴジラ」と六本木毛利庭園の水上プレミアムビアガーデンを楽しんで、夏休みは終わりっ!

さ。
またがんばりますかね♪♪♪



【オペラ座の怪人】in 名古屋

久々に、感激(観劇)遠征してきました。
久々というか・・・正月、実家の帰りに寄り道したから7ヶ月ぶりくらいだけど♪
芝怪人様に会いに。
そして新名古屋ミュージカル劇場の見納めに。

いやぁ・・・「芝ファントムだったらラウルには幹ちゃん(石丸幹二さん)クラスじゃないと感情移入できないわっ!」 って・・・終演後にゆーてしまいました。
※あくまでも個人の感想。

開演前は、芝さんの強烈な個性を期待してた部分と、独特なお声と歌い方がファントムに合うのかという不安と・・・ いろいろありつつも、「なるべくフラットな気持ちで観よう!」と。

1幕はおとなしめな印象でした。
声は違和感なくファントムと認識できた。

勝手に「狂気」とか想像してたけど、「狂気」というなら佐野ファントムのほうがよっぽど「狂気」。
印象としては「悲しみ」を強く感じるファントム。

ただ、その悲しみゆえに・・・
クリスティーヌに裏切られてからの、「何をするかわからない不気味さ」がもう怖くて怖くて。

劇中劇「ドン・ファンの勝利」で、クリスティーヌがファントムに気付いてから!
クライマックスまでずーっと引き込まれっぱなしでした。

クリスティーヌもね。 1幕はただただ可愛くて、音楽の天使にあこがれる少女だったのが、2幕からどんどん良くなって。
墓場のシーンはホントに泣けた。

ファントムが初めてにして唯一、素直に、純粋にクリスティーヌへの愛を口にする、「I love you」・・・
静かに歌い上げる人が多いけど、芝さんはホントに子どものような、幼い、つたない伝え方なんだよねー。

親にも言ったことのない、生まれて初めて口にする言葉のような・・・ 

クリスティーヌに仮面をはぎ取られるシーンとか、キスされた時の表現とか、 あえてやってる!?・・・と思うくらい芝居がかった場面もあったり。
なんかもー、いろんな意味で片時も目を離せないファントムでした。

来年横浜で観れるしなー!・・・と思っていたけど、そのころは新作【ノートルダムの鐘】のフロロー役でお忙しいかもしれないし。
今観といてよかった。

で、お土産に買ってきたこれが万能すぎて使いまくってます♪




【WEST SIDE STORY】

ぶっちゃけ、ストーリーはあんまり好きじゃないんです...(^^;
マリアお馬鹿ちゃんだし。・・・おバカ言うなー(笑)

何が好きかって・・・
レナード・バーンスタインの曲と、ジェローム・ロビンスの振付!!!
ダンス!ダンス!ダンス!

今回の公演は、
ジェローム・ロビンス公認振り付け師のジョーイ・マクニーリー氏が来日しての新演出♪
久しぶりの生オケ演目♪
おなじみのキャストと新たなキャスト♪
あっきーがもしやトニーに!?
エトセトラエトセトラ・・・

楽しみな要素が多すぎて!
四季もTwitterとかで盛り上げてるし、ホント楽しみにしてました。
嗚呼なんで最前取れなかったんだろう・・・くやちぃ。

セットがよりリアルになって、
衣装がセンス良くなって、
セリフに手が加えられて展開がスピーディーになって、
笑いの要素がちょっと増えて、
で、何が一番よかったって・・・
振付がそのままだったっ!!!

アメリカ!
クール!!

そーだよねー。そこ変えないよねー。よく考えたら。
たっぷり堪能しましたっ!!!

トニーとマリアの歌声とハーモニーが素晴らしくて、
美男美女でピュアで初々しくて・・・
ようやくメインの2人に少しは感情移入できたかな(笑)

あとはね・・・
アニタがドックの店でジェット団にいたぶられるシーンがいたたまれなくて・・・
もーホントに。
そこだけ!

あ!関係ないけど。
今まで思ってもみなかったことが頭をよぎって・・・ちょっと自分で笑っちゃいました。
まるで別世界の超ハイレベルなダンスなのに、一瞬だけ自分が踊ること考えた(笑)
振りをどこまで削ったら、私でもまともにワンコーラス踊れるんだろう(^^;

嗚呼・・・
先立つものさえあれば、毎週でも通いたいなぁ。

とりあえず、千秋楽押さえてありまするが・・・
全国公演のチケット発売日には気合入れまする。

・・・まする。


【ミュージカル李香蘭】

満州に生まれ、女優李香蘭として中国と日本の争いの歴史に翻弄された山口淑子さん。
その半生を描いたミュージカルを観てきました。



劇団四季の昭和三部作のひとつ。
毎年のように上演していた時期もあったけど、ここ何年か上演されてなくて。

昨年、山口淑子さんが他界。
その後初の上演だし、戦後70年の節目だし、観ておかなければならないだろうと思い・・・当日券で突発してきました。

オープニングの上海軍事裁判の場面。
「殺せ!殺せ!裏切り者を!」という民衆の叫びに、これほどの憎しみを生む「戦争」の怖さを改めて感じて涙。
終わるまでずっと泣いてました。


戦争について教科書で学ぶよりも、
こうした作品を1回観るだけで、どれだけ考えるきっかけになるか。
【ライオンキング】の修学旅行団体を見ながら思いました。

「謝罪」だの「反省」だの、言葉にこだわることに何の意味があるのかと思います。
下手(したて)に出る必要はない。
けっして優位でもない。

大事なのは、対等の人間として、同じ過ちを繰り返さないようお互いが努力し続けること。
過去を正しく知り、未来への努力をすること。

だと、思うのですが...


「日本が北京へ攻め込んで来たらどうするのか」と問い詰められる場面。
姉と慕う人との決別を迎えた香蘭の歌。

「教えて。心にも国境があるのですか?」

何度も何度も聞いてきた歌詞だけど、今回は胸に刺さりました。


「徳を以て怨みに報いよう」

裁判長の歌がいつまでも心に残ります。


【プロフィール】

プレ

Author:プレ
琉-UNITとダンスと劇団四季に夢中なプレのレッスン日誌と観劇記。
さらっとカツカツと書き記します。
□KEN'S STYLE DANCE COMPANY
□SHAKE DANCE STUDIO
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